静岡大学サスティナビリティセンター

2025.11.04

第4回『静大サステナ映画館』を開催しました

 『静大サステナ映画館』の第4回上映会のご報告をします。
 11月1日(土)静岡大学の大学祭に合わせて、第4回『静大サステナ映画館』を開催し、「アニマル ぼくたちと動物のこと」を上映しました。今回は、大学公開日なので、事前予約なし、一般の方も無料で視聴できるようにしました。10:00からと13:00から上映し、10:00の回には小中高大学生を含む7名が、13:00の回には大学生を含む17名、合計24名が視聴しました。

 今回は、キャンパスフェスタ期間中の開催であったため、105分間になる映画を全編は見られない人もいると思い、途中で入退室してよいことにしました。毎回、数名の出入りはありましたが、この映画を目的に来場した学外の方も6名いました。『静大サステナ映画館』も少しずつ知られてきたようです。

 視聴後のアンケートには、さまざまな気づきがあったことが書かれていました。
「全体を通して、言葉を失うほど衝撃的だった。冒頭の2、3分が衝撃的だったので、最後まで見ることが出来るか心配だったが、もっと色々な所で上映して欲しいと思った。」
「多様性農場のシーンは効率化された食料生産の問題を考えさせられた。日本の米生産も同じだと思う。また、ウェルビーイングについても考えさせられた。競争社会でどうやってバランスを取っていくのだろうか?」
「うさぎが住んでいる場所や、飼育員が言っていた(水と食べ物などがあれば、幸せだ)ことは、なんか違うと思った。水と食べ物は、生きるための最低限のもので、幸せだと思えるためにはもっと、いい環境が整ってないといけないと思った。」
「どんな小さな生物も植物も環境の中で生きている。 しかし、人間生活に害あるものは淘汰されてく時代。そこら辺の兼ね合いが大変だが大切。 しかし、お金もかかる。今後とも、こういった切り口の映画をやって欲しい。」
「貴重な映画鑑賞会の開催、ありがとうございました。人だけが生物連鎖から離れた生き物だということを感じるとともに、何を本当に残せるのか、考える、行動していくきっかけになりました。」
 この映画の持つ「心を揺さぶる力」を再確認する機会になりました。参加者のみなさん、有難うございました。

次回は、11月13日(木)14:00~と17:00~共通A棟3階305室にて、 「グリーン・ライ~エコの嘘~」を上映します。こちらにも、どうぞご参加ください。
申込等の詳細はこちらをご覧ください。
https://www.sdgs.shizuoka.ac.jp/information/20251027/