7月16日(木)に、「もったいないキッチン」を上映し、学生、職員、一般、合計7名が視聴しました。
この映画では、オーストリア人の映画監督ダーヴィド・グロスが、「もったいない」という言葉に魅せられて来日し、食品ロス問題の解決の糸口を探る旅をします。彼と相棒のニキは、廃棄される食材を救い、おいしい料理へ再生する「もったいないキッチン」を展開しながら、日本各地を巡ります。食材を余すところなく使う料理人や生産者と出会い、食品ロス解決のヒントだけではなく、「もったいない」精神がもたらす豊かさや幸福の価値を見出していきます。ロケ地が日本で、ドイツ語、英語のほか、日本語で話される部分もあり、理解しやすかったです。また、日本中の多様な人々の取り組みを紹介していて、希望が持てる作品でした。
視聴後、参加者のみなさんと対話の時間を持ちました。今回の作品は話題にしやすい内容だったのか、14時の回も17時半の回も、話が尽きることなく盛り上がりました。
〇印象的なシーン
- 映画冒頭のたくさんのまだ食べられそうな食材が大量に捨てられているシーン、「捨てるところはあるのか?そもそもゴミなんてあるのか?」という言葉(問い)が印象に残った。
- 「食べ物」は「もの」ではなく、いのちをいただいている、ということ。そう考えれば、簡単には捨てないのではないか、という考え方。
- 食事をするときは、ちゃんと食べ物に向かい合っていただく、ことが大事という教え。これだけちゃんとできたら、食品ロスは減るかも知れない。
- 昆虫食の推進をしている人が、環境に良いからとか食品ロスのために取り組んでいるのではなく、楽しいから、と言っていたのが印象的だった。これが本当の取り組み方だと思った。
〇意見・感想
- 日本人は、賞味期限、消費期限を気にし過ぎている。消費期限の倍くらいは食すことができるはずだが、一旦、食中毒が起こってしまったら、大きな問題になってしまう。消費期限の撤廃は難しいだろう。
- 日本には「もったいない」文化があるはずなのに、今や「浪費文化」が浸透している。スーパーなどで野菜までもが過剰包装されているが、その売り方に慣れきってしまっている。
- 日々の生活が忙し過ぎて余裕がないと食品ロスのことを考えた行動をする余裕がない。心の余裕が必要。
- 食品ロスの問題に、企業は努力している。行政にもう少し手を差し伸べてもらいたい。
- 一市民の自分が日常的に何に取り組めるのか。
- 小・中学生にもおすすめの作品。
- 月1回、こういう勉強になる映画を無料で見ることができて、ほんとうに有意義な時間を過ごせているなと感じる。
参加した皆さん、有難うございました。
8月は、人文社会科学部のオープンキャンパスに合わせて6日に開催します。「もったいないキッチン」の短縮(35分)・日本語吹き替え版を上映します。
事前申し込み不要、参加費(一般の方も)無料です。是非、ご参加ください。
詳細は【 こちら 】をご覧ください。

