静岡大学サスティナビリティセンター

2026.06.12

第12回 『静大サステナ映画館』 を開催しました

6月11日(木)に、「おだやかな革命」を上映し、5名が視聴しました。

東日本大震災後、エネルギーの自給自足に目覚めた福島県の人たちの電力会社設立、生活クラブと秋田県・山形県の生産者をつないだ風力発電、岐阜県の小さな集落の町おこしのきっかけになった小水力発電、岡山県の小さな村のバイオマスエネルギー利用による森林再生と村の存続、どの地域も再生可能エネルギーを導入するだけではなく、人と人のつながり、住民の幸せを大事にしながら、地域再生に取り組む姿が描かれていました。これまで観てきた外国の映画とは異なり、どれも穏やかな取り組みでした。また、日本語の作品なので、細かいニュアンスもくみ取ることができました。

視聴後、参加者のみなさんと対話の時間を持ちました。

〇 印象的な場面

  • 福島の小林さんがエネルギー会社設立する時に、会津の佐藤さんはじめ、後押しする人がいることが素敵だと思った。
  • 大和川酒造の社長の「土地を次世代に残す」という言葉。
  • 「いくら技術発展しAIが使われるようになっても、私たちには、空気も土地も水も必要である。」
  • 石徹白の平野さんが、「ここには材木も水も食べ物もあり、お金がなくても生きていく力がある」と言っていたこと。
  • 石徹白さん(おば様)の「昔を懐かしむ、懐かしむ中に新しさがある」という言葉。
  • 自分たちの身の回りにある木材や水路からエネルギーを得て、自分たちの力で生きているところ。

 

〇 考えたこと

  • 本当の豊かさとは?考えた。私もこのような田舎で暮らしたい。
  • 革命とは?と考えていた。新しい発展というと先端的で迅速な変化ばかりに目が行くが、振り返ったり、地域を大事にしたりする中で、ゆっくりと時間をかけて作り上げていく、おだやかに変わっていく革命もあるのだと思った。
  • 小さな村が存続するためには、経済も回していくことが大事である。地域の活性化を主軸にして、地域の中にいる人が豊かになっていく姿が描かれていた。もしかしたら、町おこしのネタは、気が付かないだけでいろいろ転がっているのかも知れない。
  • 飯館村の人は本当に村に戻れない。「原発事故から何年経っても、放射能汚染された土地は完全に除染された、大丈夫、とは言えないので、避難解除されても孫には戻ってきてほしくない」という。それでも、村に帰れるようになったら、村の人々の仕事があるようにとエネルギー会社を設立した小林さん。土地を汚染させて、人々が暮らしていけなくなるようなことを決して繰り返してはいけないと思った。

 

〇 自分が取り組みたいこと

  • 循環社会の手助け
  • 地方の人達の苦労は忘れ去られがちなので、地方の人も都市の人もお互いが幸せを感じることができるような取り組みに関われたらいいなと思う。
  • この話では地域を内側から変えていくことが主だった。私は地域を外側から変えていく活動がしたい。例えば、若者が自然環境に興味を持てる機会作りや循環資源の普及、需要の向上と言った事をして社会を変えることで地域に興味を持ち、地域を変えようと考える人が多くなるような社会の動きを作っていきたい。

 

〇感想

  • この映画をいろんな職業、年代の人たちに見て欲しい。
  • これまで観てきた海外の映像は面白いけど、かなりクセが強かった。今回の映像は見やすくシンプルだったが、メッセージをパワフルに受け取ることができて面白かった!
  • とても面白かった。

 

参加した皆さん、有難うございました。7月からも引き続き、どうぞよろしくお願いします。

次回は、7月16日(木)14:00~と17:30~大学会館研修室にて、 「もったいないキッチン」を上映します。

こちらにも、どうぞご参加ください。

申込等の詳細は【 こちら 】をご覧ください。