静岡大学サスティナビリティセンター

2026.08.07

第14回 『静大サステナ映画館』 を開催しました

8月6日(木)人文社会科学部のオープンキャンパスに合わせて、「もったいないキッチン(日本語吹替・短縮版)」を8回上映し、15名(中学生1,高校生4、大人9)が視聴しました。オープンキャンパスのお休み処として利用し、多数回視聴する方もいました。

 

この映画では、オーストリア人の映画監督ダーヴィドと相棒のニキが、廃棄される食材を救い、おいしい料理へ再生する「もったいないキッチン」を展開しながら、日本各地を巡る旅をします。精進料理を振る舞う住職、野草おばあちゃん、昆虫食青年、食品ロスなしのパン屋、鰹節職人など、食材を余すところなく使う料理人や生産者と出会い、食品ロス解決のヒントだけではなく、「もったいない」精神がもたらす豊かさや幸福の価値を見出していきます。

 

今回は、いつもの対話の時間を取る代わりに、感想を書いてもらいました。

 

〇意見・感想

  • 普段食事をする時に残さないことを意識しているが、「食べられないもの」を探して集めて向き合って考えて、「食べられるもの」にすることは認識したことがなかったので、とても面白かった。なかなかない価値観や考え方だった。また、今の人は衛生面や安全面に目を向けているのに対して、昔の方々は、食材は貴重なので残さないことや食べられる部分を増やすことに目を向けているのがとても面白かった。どちらも大切なことだと思った。もったいないキッチンの考えや行動していることに尊敬の念を抱いた。メニューを考え、キッチンを通じてさまざまなコミュニティを形成していて、私も小さなことでも考え、行動し、それを他の人と共有できたらいいな、と思った。
  • 私は食べ物を残さないように、注文したり作ったりするが、普段捨ててしまうところまで調理して食べることはしていないので、新しい視点を見つけられて新鮮だった。
  • 「もったいない」は野菜の皮やへた、古くなったものが対象だと思っていたが、野草や昆虫なども対象とは驚いた。まだ昆虫食には抵抗があるが、未来には「当たり前」の栄養源になるかもしれない。
  • 普段「もったいない」と考えるような食品ロスよりずっと多くの角度から撮られていた。昆虫食などにもつながってくるとは思わなかったし、自分にももっとできるのかも、と思った。先輩が、ラーメンの麺に音楽を聞かせる探求をしていたので、鰹節にモーツアルトを聞かせるくだりは、とても興味深かった。
  • 「もったいない」という考え方が、食品ロスを減らすとともに、命を与えてくれる野菜や肉、魚への感謝を表すことだと思った。
  • 印象的だった言葉:「ナスのへたが食べられる?自分が思い描いていた世界がすべてじゃない。」「食べ物が変わると体が変わり、心が変わり、生き方が変わる。」「廃棄を減らすことはリサイクルよりも大事!!」自分の食べ方に気をつけようと思った。
  • 野草おばあちゃんの「野草を食べることは贅沢なことなんですよ!」と仰ったことが印象に残った。
  • 「自分の舌で食べることが可能かを確認する!!」を実行している。
  • 個人個人でできることは少ないかも知れないけれど、やらないと始まらない。買い物に行く回数を減らすことから始めよう。
  • ひとり暮らしのため、以前に比べ食品ロスが多い。食べられると思って買ってしまい、その後、腐り廃棄。今後、考えていこうと思った。
  • 食品ロス、材料の無駄をなくすことは必要だが、根本的には食文化の見直し、もっと言えば、子どもの頃よりの人間育成道徳(モラル)の教えが大事だと思う。そこから、モノの大切さを知り、材料の工夫を学んでいく。現在において、AIを教える前に食文化道徳を学ぶことが大事!
  • 廃棄する食品で豚のえさを作るのは一見していいことのように思えるが、そもそもロスが出る仕組みや日本人の感覚も問題あると思う。きれいな形の揃った野菜の値上げの影で、規格外で廃棄されるものもあり、矛盾を感じる、夏休みになると給食がないので、1食減る子どもがいるとニュースで聞いた。コオロギ給食が誹謗中傷され倒産したのも悲しいニュースだった。自分に何ができるかなーと考えさせられた。

 

参加した皆さん、有難うございました。
9月は夏休み中のためお休みします。
次回は10月8日に上映します。追って、ご案内はこのHP内にします。