静岡大学サスティナビリティセンター

2023.06.30

活用したい!選挙制度!

第1号では、銀杏前で実施したインタビュー回答を取り上げました。その中には、「投票日に予定があった」、「住民票を移していないから入場券が届かなかった」という声が多くありました。それを踏まえて今回は、二つの制度を紹介したいと思います。

 

①期日前投票制度
この制度は、投票日前であっても投票日と同じ方法で投票できるというものです。投票日と予定が被っている方でもこの制度を利用すれば、投票に行くことができます。期間は告示日・公示日から投票日の前日までの間です。


期日前投票所は市区町村に一ヶ所以上設けられています。(選挙期間に詳細が公表されます!)

 

②不在者投票制度
この制度は住民票を移してないという方でも選挙期間中に滞在先の選挙管理委員会で投票ができるというものです。手順は以下の通りです。
(1) 自身の住民票(選挙人名簿)の登録地へ投票用紙を請求。
(2) 郵送された投票用紙を持って、最寄りの選挙管理委員会へ。
(3)投票用紙を不在者投票管理者に提出。

 

以上、二つの制度を紹介しました。
制度に関する詳しい説明は以下のリンクをご覧ください。
( 出典: 総務省ホームページhttps://www.soumu.go.jp/senkyo/senkyo_s/naruhodo/naruhodo05.html#chapter2
皆さんの地元の自治体の選挙管理委員会のHPにもアクセスしてみるのも良いでしょう!

 

これらの制度を利用するにあたって、いくつか問題点もあります。例えば、期日前投票所・不在者投票記載場所が限られていることや、不在者投票制度に関しては、手続きが煩雑であることなどです。前回のインタビューでは、「制度を利用しようとしたが間に合わなかった」という声もありました。

チーム内でこの問題点への対策について考えてみました。
チームのInstagramの投稿にて、選挙期間のリマインドや期日前投票所の案内をするという案が出ました。今後実施していきたいと思いますので、ぜひフォローよろしくお願いいたします!

 

今回は選挙制度について紹介しました。次号では、街頭インタビューでの回答をもとに、 「選挙へ行く理由」について考えます。静大の学生の方が政治や選挙についてどう考えているか…!ぜひ次号もお楽しみに~

幸田 航騎(静岡大学人文社会科学部3年)

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